TINY MONSTER:原田佳奈の世界_10

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カルチャー
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大きな節目を迎えているアメリカですが、日本の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

国の代表が誰であろうと、常識やメディアがどんな風であろうと、やはり自分の生き方/あり方をしなやかに定め、何より*直感*を磨いておくことが、非常に大事だなと、つくづく思います。

■タイトル:TINY MONSTER
■製作年:2012年
■サイズ:27cm x 13cm x 18cm
■素材:foam sheet and mixed media
■所蔵:個人
■画像クレジット:ⒸKANA HARADA, Photo by Makoto Takemura ※無断転載禁止

今週の作品は、先週ご紹介させて頂いた「独房シリーズ」の個展で、一緒に発表した作品です。

原田佳奈2012ⒸKANA HARADA, Photo by Makoto Takemura .Unauthorized reproduction prohibited.(無断転載禁止)

ふたつある、もうひとつの鉄の扉の覗き窓に、どんぐりと一緒に遊んでいてみてもらいました。

原田佳奈「TINY MONSTER 」2012ⒸKANA HARADA, Photo by Makoto Takemura .Unauthorized reproduction prohibited.(無断転載禁止)

本体は木の根で、よく散歩にゆく湖畔で見つけたものです。

以前これより数倍の大きさの根を見つけ、作品を作ったことがあります。なのでまた木の根に出会いたいなーと思っていたので、とても嬉しく、いたずら心がワクワクしました。

原田佳奈「TINY MONSTER 」2012ⒸKANA HARADA, Photo by Makoto Takemura .Unauthorized reproduction prohibited.(無断転載禁止)

そして生まれたのが、いたずら小僧のようなこの小さな怪獣。

小さいのに、尻尾?はなかなか長く、キノコのような、花のような、内側にコジャレた柄の入った傘がついています。きっと日避けにもなり、追い風が吹いてきた時にはスイスイ乗って行けるはず♪

原田佳奈「TINY MONSTER 」2012ⒸKANA HARADA, Photo by Makoto Takemura .Unauthorized reproduction prohibited.(無断転載禁止)

のびのび遊び、ゆきたいところへゆきたい時にゆく。私の心の中に住んでいる、怪獣なのかもしれませんね(笑)

こんな小さな木の根からも感じる大自然の懐の深さと遊び心に、この時もやっぱり打たれ、胸いっぱいの愛とワクワクを込めて作ってみました。

一日も早く、我々皆がノビノビゆきたいところへゆきたい時にゆける、会いたい人に会いたい時に会える日が来ますように!

xoxo

 

>>>『原田佳奈の世界』一覧はこちら

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この記事を書いた人
原田佳奈

1962年東京都生まれ。水彩画、造形作家。子供時代の数年をニューヨークのロングアイランドで過ごす。帰国後高校時代夜学でデッサン等を叩き込まれ、現在テキサス州ダラスにて水彩画や立体作品を作り続けている。寅年B型双子座。

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