リアルに人と会うこと:心理カウンセラー・佐藤栄子の【ささる言葉】14

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大人女性ランチ ©PIXTAライフスタイル
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こんにちは、佐藤です。いろいろな意見がある中、緊急事態宣言が解除されましたね。

それにあたり、知人が大規模なビジネスフォーラムに出席した話を思い出しました。まだ緊急事態宣言中で、会場は徹底したコロナ感染対策がされた上での開催です。

コロナ禍のビジネスミーティング ©PIXTA

この1年間、リアルに人と会う機会が激減していたこともあり、どのミーティングも活気にあふれていたそうです。友人は、今後のビジネスのヒントがたくさんあったと、楽しそうに話してくれました。

社交を含む他人との関わり方は、コロナ禍で大きく変化した出来事の一つです。

気が進まないのに、断りづらくて顔を出していた集まりがなくなったり、自宅から出ずにオンラインで話ができたりと、お付き合いの断捨離がしやすくなったというプラスの面もあるでしょう。

オンライン打合せ ©いらすとや

オンラインでの面会は、商談や授業の講義など目的が明解であれば有効な手段でする一方、相手と親睦を深めたいような場では、会話の間合いがとりづらく難しいとも聞きます。

一方、相手が目の前の同じ空間に存在していると、その人が放つ「気=空気感」をダイレクトに感じられます。

そのため会話のキャッチボールがスムーズになり、さらに相手が発する生命エネルギーを感情として受け取れるので、相互の理解や精神的な満足感が得やすいのです。

しかし、現在の社会状況だとその機会を少なくせざるをえないことは、カウンセラーとしても残念に感じています。

実際、カウンセリングの現場でも、「人との繋がりが感じられず、孤独感や空虚感で気持ちが落ち込む」というようなご相談が増えいます。

そのようなお話を伺うたびに、リアルに人と会うことの大切さを実感するのです。

緊急事態が解除された今、まずはあなたが本当に会いたい人に会いに行ってみませんか

在宅ではしてなかったおしゃれをして、友人と二人でランチするだけでも、気持ちがリフレッシュすることに驚くかもしれません。

もし、まだ人と会うのは不安と感じるのであれば、劇場に足を運び、生のパフォーマンスに触れるのもいいでしょう。

東京芸術劇場 ©eirnavi

舞台好きの編集長が、自粛や公演中止を経てひざびさに劇場に行ったとき、コロナ前以上に役者さんや観客の熱量が高く感動したと言っていました。

音楽や演劇、パフォーマンスなど、演者と観衆が同じ空間で交錯させる心や感情のエネルギーは、コロナ禍を体験した今でこそ感じるものがあるのかもしれません。

あなたが本当に会いたいと思う人がいるなら、少しずつ交流を再開してみると、普段なんとなく感じている心の渇望感も癒されると思います。

ライフスタイル
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この記事を書いた人
佐藤 栄子

心理カウンセラー。大手不動産会社で約20年、主に役員秘書として勤務。衛生管理者の資格取得後、心理学を学ぶ。子育てと介護のため退職。以後、オンラインメディアを中心に心理カウンセラーとして活動中。秘書検定1級・国際秘書検定タイトルホルダー・衛生管理者(Ⅱ種)※個人サイトがないので、お問い合わせはエイルナビまで。

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