こんにちは、佐藤栄子です。
先日、皮膚科を探していた友人に、私がもう20年ほど通っている病院をご紹介しました。
後日、彼女から連絡があり、行ってみたら先生は代わっていなかったものの、病院のメニューや価格、受付の対応などが私の話とかなり違っていたことを聞きました。
私が最後に通院したのは約半年前くらいです。振り返ると「以前と違うな」というかすかな違和感を抱いたものの、長く通ってきた病院だし…と自分を納得させたことを思い出しました。いい悪いは別として、その時から変化の予兆はあったのですね。
自分自身の変化も含めて、「お互いのニーズが、ずっと合致している」というのは難しいこともあると感じました。
でも一方で、一旦慣れてしまったことに対し、変化を受け入れるというのもこの年代になると億劫なことです。
ただ、私自身、よそ見(変化)することに意外なメリットを体験することがあったのです。
先日、買い物のついでに立ち寄った化粧品のコーナーで、肌診断をしたところ「肌の油分が少なく弾力不足」との診断されました。

20年近く使っているお気に入りの化粧品は同年代にも人気で、私も特に肌トラブルを自覚していませんでした。
ただ、最近あまり肌の調子が良くなかったのも事実。マスク生活のせいと自分に言い聞かせ、新しく探すのも面倒で、使い慣れたスキンケア商品を見直すことは考えていませんでした。
でもせっかく診断を受けたので、久しぶりに新たなスキンケア商品を試してみることにしたのです。すると、小じわが目立たなくなりハリが出てきたという嬉しい効果を実感。
これを機に、今までの愛用品にプラスしてさまざまな商品を試したくなり、化粧品売り場に行く楽しみが増えました。
あなたも行きつけの店、また日用品でもいつも同じメーカーをなんとなく選んでいませんか?
「お気に入り」になった場所やモノたちは、きっとそれぞれの良さがあるでしょう。けれど、時を経るうちにお互いのニーズや状況が変わってきている場合もあります。
そんなときは「ちょっとよそ見」して、他のものも試してみてはいかがでしょうか。

「あれ?なんだか違うな」と感じることがあったら、「まあいいや」と流してしまわずに、その感覚がどこから来るのか探してみましょう。
もしかするとそれが「もっと今のあなたにフィットするものがあるよ!」というサインであり、自分自身をさらにバージョンアップできるきっかけになるかもしれません。