みんなどう使ってる?50代女性のインスタグラム入門

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流行語大賞に選ばれた「インスタ映え」のおかげで、すっかり世に知れ渡った写真共有アプリ「インスタグラム(Instagram)」。

やたら耳にするけど、実際何が面白いの?という疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。かくいう私も、頻繁に使うようになったのは、実は去年からなのです。

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1.インスタグラムって何が楽しいの?

インスタ(pixta)

実は今40代から50代のインスタグラムユーザーが増えています。

総務省と株式会社ジャストシステムの調査によると、20代、30代、40代におけるインスタグラムユーザーの数はあまり大きく違いがありません。そして50代のユーザーは、10~19歳のユーザーよりも多かったのです。※参考「2019年12月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ」ソーシャルメディアラボ

私はアラフィフですが、昨年インスタグラムを実際に使い始めてから、いくつかの魅力に気付きました。それについて、私の楽しみ方とともに紹介します。

1-1.見て楽しむ

インスタグラムでは、素敵な写真を探すことができます。さらに……

・写真からショップやレストランのホームページに飛ぶことができる
・商品を検索してショッピングできる
・料理名を検索して「スポット」でレストランの場所を探せる

つまり、「見たい」ものの情報収集が効率的にできるのです。

写真なので魅力が伝わりやすいのインスタグラムの良いところ。

たとえば、私はポーランドの食器の写真を集めています。ポーランドの食器には様々な絵柄があるため、事前に調べてみたところ、あまりにも多くの写真が見つかって驚きました。

ポーランド食器

※著者のインスタグラムから

一般ユーザーだけでなく販売店が競い合って素敵な写真をアップしているため、見甲斐があります。

また、パン作り名人の友達の投稿する写真も見て楽しんでいます。彼女のアカウントを「フォロー」して写真をチェックしているのですが、フォローについては後述します。

1-2.交流して楽しむ

日本では友達になったらLINEを交換するのが一般的ですが、海外ではインスタグラムが多いようです。そして写真を中心にして交流し「いいね!」したり「コメント」したりします。

昨年夏に息子が語学研修でカナダに行った時、知り合った現地の高校生達とつながったツールはやはりインスタグラムでした。

2.検索してみましょう

それでは、スマホを手に取り実際にインスタグラムを使ってみましょう。まずはいつも使っているYahoo!やGoogleから、インスタグラムに投稿された写真を検索してみます。

2-1.#(ハッシュタグ)や@(アカウント)を探す

Yahoo!やGoogleなどのブラウザを開き、インスタグラム_(お気に入りブランド)、インスタグラム_(気になるワード)などと検索してみましょう。

いろいろな#(ハッシュタグ)や@(アカウント)が現れるはずです。クリックすれば、どんな雰囲気で楽しめるのかご覧いただけるでしょう。

2-2.アカウントを作ってフォロー

インスタ フォロー(PIXTA)

素敵な写真や、気になる情報を見つけたら、その投稿しているアカウントをフォローしてみましょう。

タイムライン(フィード)でフォロワーの投稿を毎回チェックできるようになります(ただし、アカウントを作らないとフォローはできません)。

自分の好きなブランドもフォローできます。ブログやホームページよりダイレクトに世界観を表現できるInstagramは、ブランドにも人気です。

その他にも、芸能人、アーティスト、料理教室など、アカウントがあればなんでもフォローできます。

コメントが返ってくるかも知れないのもInstagramの魅力です。フォローする相手との距離が、近く感じられるツールであることは間違いありません。

3.インスタグラムの歴史

今年1月9日、ヘンリー王子とメーガン王妃は王室離脱の意志をInstagramに投稿することで世に表明しました。このことからインスタグラムは、公的に情報発信するためのツールとして世界的に認識されていることが分かります。そんなインスタグラムの人気は、Facebookに買収されたことに端を発しているのは有名です。

3-1.Facebookがインスタグラムを買収

Facebookは当時弱小アプリだったインスタグラムを買収しました。具体的な解説を引用しましょう。

”2012年にフェイスブックは「社員13人で売り上げがほぼゼロ」の写真共有アプリ「インスタグラム」を800億円で買収します。(中略)2017年現在、インスタグラムは月間利用者数8億人を超えて、ツイッターを上回る規模の世界的なソーシャルメディアに成長しました。その企業価値は6兆円以上と言われています。”
出典:佐藤航陽「お金2.0」

同著には「SNSにおける写真のインパクト」をよく理解していたFacebookだからこそ、このようなリスクが取れたとの記述があります。

3-2.日本でTwitterを超える

後発であるにも関わらず、インスタグラムは日本でも順調にユーザー数を増やしていきます。2014年末には、ついにTwitterの月間アクティブユーザー数を追い越しました。

4.一歩進んだインスタグラムの使いかた

インスタグラムには、他にも楽しい使い方があるので、もう少し紹介しましょう。

4-1.ハッシュタグを使いこなす

ハッシュタグ(写真AC)

Twitterユーザーならハッシュタグはお馴染みでしょう。ハッシュタグは、自分の投稿をフォロワー以外に見てもらうためにつけるものです。ハッシュタグ検索ができるうえ、投稿写真に付いたハッシュタグをクリックするとそのページに飛べます。

#throwbackthursday(スローバックサーズデイ)というハッシュタグは、若かりし頃の写真を木曜日に投稿するトレンドで、今も使われています。いずれは見るだけでなく投稿しても楽しいですね。

同世代の女性の投稿も気になるところ。たとえば、#アラフィフがついたハッシュタグは探せば多数見つかります。

ここでポイントは見たいものが海外にもある場合は、#(英語キーワード) で検索するのがオススメです。私は趣味のポーランド食器を探すとき、#polishpottery のハッシュタグを使います。こうすると海外で投稿された画像も見ることができるのです。

4-2.他のSNSと連携

インスタグラムはFacebook、Twitterなどと簡単に連携できます。他のSNSにつながりが多い場合は、連携しておくと、投稿画像を共有できて便利です。

5.まとめ

最後にひとつ、私のエピソードを紹介します。

息子が友達とダンスを習いに行った時、そのスクールが夜には動画をインスタグラムに投稿してくれました。

インスタグラムのプロフィール画面には、動画も写真と同サイズで表示されるため見やすく、時系列で分かりやすいし、その上LINEでママ友に共有するのもすぐできました。

この体験から、インスタグラムの良さを実感し、今でもフォローしてそのスクールをチェックしています。

インスタグラムは、生活を広げるだけでなく「素敵」にしてくれます。この記事で「いいかも」と感じられたら、是非試してみてください。