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女性が考える、40代からの住み替え・1【準備編】

 2018/04/12 ライフスタイル
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相続

子どもが大きくなって手狭になった、反対に子どもが独立して持て余している、思いがけない相続があったなど、40代になって住まいを見直す機会があった方もいるのではないでしょうか?

今ある家を売却して住み替える、賃貸に出して引っ越す…また最近、テレビ番組“幸せ!ボンビーガール”の森 泉さんや、“有吉ゼミ”のヒロミさんで話題となっているDIYで、自らリフォームやリノベーションをするなど選択肢はたくさんあります。

しかし、経験がないのに40代、50代になって自分でリフォームをするのはなかなか大変ですし、そもそも自分の家がリフォームに適した物件とも限りません。

住まいに関する疑問や不安を解決理想の住まいを手に入れるには、子どもの独立や親の介護、自身の老後を含めた未来のライフスタイルを予測し、長期的な見通しを立てておくことが大切です。

40代から起こりがちな住まいの悩みについて、住まいや相続、ライフプランの総合的なコンサルティングを行なっている、株式会社リビングインの相樂喜一郎さんと馬場紘司さんにお話を伺いました。

相樂喜一郎(さがらきいちろう)
外資系証券や大手不動産会社を経て、2012年より、都内を中心とした不動産オーナーに各エリアの金融機関と組み、相続対策を実行。現在は、東京、麻布十番エリアにある不動産を専門に売買・賃貸仲介を行う株式会社リビングイン代表取締役社長。

馬場紘司(ばばこうじ)
2011年に不動産会社を設立。以降、賃貸管理業、内外装業、不動産投資家のエージェントなどに携わる。2018年株式会社リビングイン入社。営業部長として不動産のバリューアップおよび、空室状況やロケーションに応じたコンテンツ提案を得意とする。

(インタビュー:黒田ゆき)

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1.40代、50代に多い住み替えと旧宅の扱い方

ーー40代、50代は家族構成の変化や介護など住み替えを検討する方も多いと聞きます。実際のところ、40代以上の方はどういうことがきっかけで住み替えをされることが多いのでしょうか?

1-1.住み替えのきっかけ

【相楽】単身、家族問わず、転勤や転職など仕事が理由で住み替えるケースが多いです。

【馬場】家族関係で住み替えるという方もいらっしゃいます。

ーー家族関係とは、 どのようなものですか?

【馬場】家族が増える、子どもが大きくなって手狭になるといったことがあります。

ーーそうした場合、今持っている物件は手放すことが多いですか?

【相楽】実はそうでもないのです。子どもが独立した場合は、いつか子どもが戻ってくることを考えたり、子どもの物や思い出があるからと、本当はコンパクトで便利な暮らしをしたいと思いつつそのまま住み続ける人も多いです。

【馬場】ただし、戸建に多いのですが、そのまま住み続けることによる将来的な負担などを検討しなければならないケースもあるため、家族構成や売却価格を鑑みてアドバイスするようにしています。

ーーたとえば、この世代ですと親の介護が必要になる場合がありますね。その場合、物件はどうされる方が多いのでしょうか?

【相楽】ちょうど40代から50代の親世代にあたりますが、一人暮らしをされている高齢者が施設に入るタイミングで売却する。こういうケースがここ5年で増えている印象があります。売却費用を施設の入居費用に充てられて、子どもたちも助かったという例は多いです。

ーー高齢の親に代わって、40代や50代の子どもが決断や手続きをすることが多くなりますよね。

【相楽】親として子どもに迷惑かけたくないという思いを抱いている方が多く、お互いに納得して決断されている方がほとんどだと思います。

1-2.売却や賃貸を決めるポイント

ーー住み替えや相続で今後住む予定のない家がある時、売却するか賃貸に出すかを決めるポイントはありますか?

【相楽】人口が減っている影響で売りたくても売れない家が増えているため、将来的に売買や賃貸のニーズがあるかを考えなくてはいけません。

今後もニーズがありそうな家は賃貸に出すのも良いですが、そうした家は少ないでしょう。歴史的な価値がある家や将来的に誰かが住む約束になっているなどの事情がない限り、一度は売却を考えた方がいいと思います。

ーー持っている家が将来的に価値があるかどうかを見極めるのは難しそうです。

【相楽】一番大切なのは立地です。家の設備やデザイン面で差をつけるのは難しくなってきていますが、立地だけは変えられません。

【馬場】東京オリンピックで家の価値が上がるという情報を聞いて売却を迷っている方も見受けられますが、一般的な家がオリンピック需要に関連することはあまりないと思います。

それよりも人気の街にある、外観や内装が綺麗、シャワーヘッドが新しいなど、住む人目線の視点を持つことが大切です。

ーー住まない家は、賃貸に出すよりも売却を検討すべきということでしょうか?

【馬場】はい。短期間賃貸に出して数年で売却となるとかえってコストがかかるので、賃貸に出す場合はある程度の期間、賃貸運営をする覚悟が必要です。

ファミリー層に貸し出すと長期間住むケースも多く、こちらのタイミングで売却したり、再び住むといったことが難しくなるので、貸し出すのであれば期間を最初にはっきりと決めておきましょう。

2.家選びのコツ

 

2-1.賃貸に住む

ーー新しい住まいを決めるコツを伺っていきたいと思います。

【相楽】転居先の土地勘がない場合は、一度賃貸に住むことをオススメします。不動産会社やインターネットの情報にはない、住んだからこそわかることがたくさんあるからです。

すぐに買わなければ手に入らなくなってしまうような貴重な家は少なくなっていますし、家の価格自体も頭打ち気味なので、慌てて買う必要はないでしょう。

【馬場】これからの家選びは将来的に売れるか、貸せるかという見通しを立てておくのが大切だと思います。

2-2.一軒家とマンション 、それぞれのメリット・デメリット

ーー一軒家とマンションのどちらが自分に合っているかの見極め方はありますか?

【相楽】それぞれメリットとデメリットがあるので、自分がどういったライフスタイルを目指しているかをはっきりさせることが重要です。

庭がある家で子どもを育てたい、DIYやリフォームが好きという方なら一戸建てが合っているでしょう。

ーー一戸建ては、土地が資産として残るのも魅力に感じます。

【相楽】そうですね。ただし土地の価値も人気エリアを除いて、今後は下がっていく可能性が高いと思います。

一戸建ての場合、敷地を含めた家に関わることすべてに責任を持たなくてはなりません。草むしりや簡単な修理も、年を取ってくると結構な負担となります。

ーーお話をうかがい、将来を考えるとマンションの方が住みやすいように感じてきました。

【相楽】マンションは管理費や修繕積立金などを払っている分、管理の負担は少なくなります。実際に子育て世代も駅前マンションに住むケースが多くなっていますが、騒音トラブルや他の居住者とのトラブルも起こりやすいので、一概にマンションの方が住みやすいとは言えません。

【馬場】私自身も保有マンションの理事長をしていますが、集会の出席者が少ない、修繕積立金の改定でもめるなど物事がスムーズに進まないことがよくあります。

そうした面では一戸建ての方がメリットがありますが、マンションに比べると購入費用や固定資産税、光熱費などのコストが高くなりがちですので、やはり一長一短です。

ーー理想のライフスタイルとコストの両面を考えておくことが大切ということですね。

【馬場】はい。マンションも修繕積立金が上がっていく可能性を考慮し、管理組合の運営状況や計画も確認しておきたいです。

3.スムーズな住み替えのコツ

ーー住み替えをスムーズに進める具体的な方法やコツを教えてください。

3-1.インターネットを活用する

【相楽】最初はインターネットを使って情報するのが簡単だと思います。立地や間取り、オートロック、システムキッチンなどの条件を指定できるので、忙しい方でも便利です。

ーー実際に調べてみると、サイトや物件の数が多すぎて迷ってしまうことがあります。

【相楽】検索のコツは、住みたい家のタイプと、エリアや間取りなどをあわせて検索することです。たとえば「賃貸 2LDK 港区」とすると、情報が絞られてくると思います。

毎日チェックするのは大変なので、時間のある時にスーモなど大手の使いやすいポータルサイトを利用して検索や情報を見ることに慣れていきしょう。

3-2.複数の業者を回る

ーーインターネットで好みの家を見つけたら、内覧を申し込めば良いのでしょうか?

【相楽】直接内覧を申し込んでも構いませんが、仲介が大手なら、できればそのエリアをよく知っている地元の不動産会社にも足を運んでみてください

大手はどこにでもあり便利ですが、正直なところドライな面があります。地元の不動産会社は親身に相談に乗ってくれたり、融通が利くケースもあります。

【馬場】持ち家を賃貸に出す場合も、地元の不動産会社が強いです。ただし強いとは言っても業者に丸投げせず、適正な価格で取引できるよう、インターネットで相場観を調べるなどということは必要です。

ーー何事も自分で動いてみることが大切ですね。

【馬場】そうですね。地元の不動産会社の場合、不動産オーナーとの関係や立場によって制限が出てくることもあるので、条件に納得できなければ他の不動産会社も回るようにしてください。

不動産会社を回るのは労力がかかりますが、毎日の生活に関わることなので、是非頑張っていただきたいです。

>>>女性が考える、40代からの住み替え・2【実践編】

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スタッフ紹介 スタッフ一覧

黒田 ゆき

黒田 ゆき

健康運動指導士兼Webライター。ライティングスクール運営。医療系営業職を経て、Webライター業で独立。陸上競技経験や健康スポーツ系学部卒業、健康運動指導士という資格を活かした健康系の記事執筆が得意です♪

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