女性にとって、ショッピングはストレス解消の特効薬。中でもセールとなると、心が躍ります。必要な物を買うだけでなく、エンターテインメントとして「物を買う」ことそのものを楽しむのがセールの醍醐味。気分はまさに、「一狩り行こう!」のモンスターハンター状態です。
デパートなどの商業施設のセールも楽しいですが、セール上級者にとって外せないのが『ファミリーセール』。社員家族やお得意様向けに、招待状がないと入れない、割引率30から90%という超お得なセールです。
日本の人気ブランドを多く抱え、ファミリーセールの中でも人気の高いオンワード・ファミリーセールをガイドします。
1. オンワードファミリーセール会場まで
1-1. 入館証に関して
ファミリーセールに行くには、入館証が必要です。そのために日頃から店員さんと仲良くなったり、社員の知り合いを探す必要がありますが、最近ではネットのオークションサイトなどで扱われている場合も。(オークションの利用はあくまでも個人責任でお願いします)
一度入場できれば、開場でスマホのモバイル会員に登録することで、それ以後はメールと郵送で招待状が送られてきます。手続きは各ビルで購入後にコーナーがあり、10分以内でできるので、行ったら登録しましょう。アプリの会員証の背景がピンクに変わるのが楽しい。モバイル会員になると、セール中は何度も入館でき、特別開催日もあるようなのでオトクですね。
1-2. セールに行くスタイル
セールに行くときのスタイルとしては、試着することを前提に脱ぎやすい服装がオススメです。
NGは、ハイネックのセーター(脱ぎにくい)、ワンピース(上下分けての試着ができない)、ブーツやスニーカー(試着室で時間がかかる)
オススメは、Vネックなどの脱ぎやすいセーターにスカートかパンツ(買いたい服に合わせると尚良し)。靴は、脱ぎ履きしやすく歩きやすいローファータイプが良いでしょう。コート類などは預けられるのでお好きな物を。
バッグは、混雑する開場で邪魔になるリュックタイプは避けましょう。斜めがけのバッグも良いのですが、コート類の試着しやすさを考えると、コンパクトなショルダーがオススメ。
ラフな服装でも問題ありませんが、なんと言ってもオンワード。ある程度はきちんとした格好で行った方が場所負けしません。
【リサイクルプログラム】
オンワードは自社商品のリサイクルとして、オンワードグリーンキャンペーンを開催しており、定価商品に使えるチケットがもらえます。芝浦第3ビルの前で、キャンペーンのリサイクル商品回収も行っておりますので、着なくなったオンワードの服がある方は持って行きましょう。(セール商品にチケットは使えません)
開催が9時からなので、体力や判断力のある午前中に行って、ランチして帰るのがオススメ。ただし、かなり疲れるので午後は予定を入れない方がいいでしょう。
1-3. セール会場までの行き方
以前は東京ビッグサイトで開催していたオンワードファミリーセールですが、東京オリンピックの開催にあたり開場が確保できず、今回も芝浦にある2カ所のオンワードビルで開催しています。それぞれの開場で扱うブランドは以下のとおりです。
芝浦ペイパークビル:23区、自由区、組曲、iCB、バッグ
芝浦第3ビル:上記以外のブランド、子供服、紳士服、バッグ、アクセサリー、靴、小物
開場には駐車場がないので、JR田町駅芝浦口から無料送迎バスが周回で運行しています。(徒歩だと15分)また、ゆりかもめ「芝浦ふ頭駅」からは徒歩5分で芝浦第3ビル。そこから無料バスでペイパークビルに行けます。
コースは芝浦第3ビルから休憩所・食堂のあるベイパークビルに行くのがオススメです。
2. オンワードファミリーセール会場にて
2-1. 芝浦第3ビル
芝浦第3ビルに着いたら、まず入り口でコートなど不要な物を預けましょう。
ショッピングバッグを受け取ったら、エレベータで最上階の7階へ。7階は、ポールスミスやJプレスなど人気ブランドが並びます。
【値札の見方】
値引きタグが付いてなければ30%オフ。それ以外は、割引率の札が付いています。また、社員割引き価格と書かれた札はその値段からの割引きはありません。
【試着】
リアルセールの重要なポイントは、試着ができること。オンワードの商品は、同じサイズでも生地やデザインによってフィット感が異なるので、試着が必須です。
コート類などはその場で試着できますが、気に入った物があったら、サイズがある限りとりあえずバッグへ。その時、ハンガーはつけたまま持っていきましょう。
オンワードのファミリーセールでは、試着後の返品は自分で元の売り場に戻すのが基本ですが、ハンガーを外してしまうと、返そうとしたときに売り場にハンガーがないことがあるのです。もちろん、ハンガーがなかったら近くの店員さんに頼めば大丈夫ですが、定員さんがつかまらないこともあるので、ハンガーは持って行った方が無難でしょう。
試着室(会場?)はフロアごとにありますが、広い空間にミラーが並び、床がテープで区切られています。その中で皆が一斉に試着している様は壮観です。
入り口で靴袋とフェイスカバーを渡され、空いてるスペースに案内されます。混んでいると入り口で並ぶ場合もあるので、買い物しながらときどきチェックして、人が少なくなったときに入るようにしましょう。
試着室内にハンガーの回収箱があるので、購入を決めたものはハンガーをはずしショッピングバッグへ、戻す物はハンガーをつけたままよけておきます。
不要のハンガーやフェイスカバーなどは、試着室を出るときに指定の箱へ。買わない商品を戻したら、次のフロアへ行きましょう。商品の数はかなり多いので、時間配分も大切です。
【お手洗い】
お手洗いは階段脇などにありますが、未購入商品は持ち込み禁止。お手洗い前にテーブルがあり、備え付けのメモに名前か目印を書いて袋に入れ、置いておきます。
【支払い】
各ビルとも2階にレジが数十台あり、現金、クレジットが使用可。会員登録は、レジを出てすぐの所にありますので見逃さないように。
気になるフロアをチェック、買い物をして1階に下りたら、預けた荷物を引き取り、バスでベイパークビルへ。
2-2. 芝浦ベイパークビル
芝浦ベイパークビルに着くと、第3ビルで購入した商品は持ち込めないので、荷物が預けが必須です。
身軽になったら、4階へ。こちらは、オンワードでも主力ブランドの23区の商品がフロア全体に展開しています。今シーズンの商品もスペシャル価格で販売中。スーツやコートの品ぞろえも良いです。普段あまり手が出ない、イタリアなどの高級生地を使った物でも手が届く価格になっているのが嬉しいですね。
3階は、同じく人気ブランドの自由区、組曲、iCB、こちらはサイズによっては早くになくなる商品も多いようです。一点物が多いので、目に付いたらとりあえずキープしましょう。
こちらのビルでもレジは2階。先ほどと同様にお会計を済ませます。
【食堂・休憩所】
ベイパークビルには2階レジを出たところに食堂、休憩所があり、買い物終わりに一休みするのには最適です。
メニューは、うどん・そば、ラーメン、カレー(以上500円)とセール限定メニューの唐揚げ丼、あんかけかた焼きそば(600円)。メニューごとのカウンターで料理を受け取り、レジで精算という社食スタイル。ソファやカウンターテーブルなどあり、とても居心地の良いスペースでした。
1階に下りたら、預けた荷物を引き取りますが、同じ所で宅配サービスも対応してもらえます。当日5万円以上購入で配送料無料、ただし荷物は3個口までとのことでした。
帰りはバスでまた田町駅まで。バスの周回コースが、駅→第3ビル→ベイパークビル→第3ビル→駅のコース。定期周回なので、タイミングによっては少し待ちます。どちらのビルでも再入場のための入館証を配布しており、ビルを移るときに手渡されますが、再入場の予定がある場合は、帰るときにももらっておくと良いでしょう。
3. まとめ
さすがのオンワード、品質の良さは折り紙付きで、帰ってからも大満足のセールでした。
客層も広く、子供服コーナーに来られた親子連れや、紳士服フロアに向かう年配のご夫婦など。もちろん、圧倒的に女性が多く、帰りのバスの中は、疲れていても満ち足りた空気に包まれていました。
ストレス解消になり、良い物も手に入るオンワードファミリーセール。機会があったらゼヒ参加してみてください。
★オンワードファミリーセール2017年12月の予定(参考)
東京:12/9,10,16,17
名古屋:12/2,3(松坂屋xオンワード オンワード倉庫大解放セール)
大阪:12/16.17
福岡:12/8,9,10,15,16,17
※編集部で調べたものなので、あくまでも参考としてください。