こんにちは、エイルナビ編集長のセツです。
先日、ダイエットや体質改善のため、編集部のYちゃんが栄養指導を受けてきました。
牛乳より豆乳を使うよう勧められたとかで、コーヒーもソイラテ(豆乳ラテ)を飲み始めたのですが、最近少し様子が変。
今日も淹れたばかりのコーヒーを捨てようとしていたので尋ねると、
「すぐに豆乳がダメになるんです……」と困り顔です。
もしや、と思ってコーヒーを見たら、やっぱり!
「Yちゃん、これ、悪くなってるんじゃなくて、分離してるんだよ」
「え、そうなんですか??味噌汁みたいだから、てっきり古くなったのかと思いました」(汗)…ということで、分離しない美味しいソイラテの飲み方を紹介します。
1.ソイラテが分離する理由
豆乳が分離するのは、成分であるタンパク質の問題。二大原因は、急激な温度変化と酸味です。
特に原材料が水と豆乳のみの無調整豆乳は分離しやすく、淹れ立てのコーヒーに冷たい無調整豆乳を入れたらほぼ確実に分離します。(Yちゃんパターン)
また、酸味で注意したいのは、コーヒー豆。
コロンビアやキリマンジェロなど酸味の強い種類や、煎り方でも浅煎りのコーヒーは酸味が出やすいと言われており、豆を変えたら分離しやすくなった場合は種類と煎り方を確認してください。
(ソイラテとは直接関係ありませんが、塩味も豆乳の分離を促します。豆乳鍋をするときなど、分離しないように作るときには注意が必要です)
2.分離させないソイラテの作り方
アレルギーなどがなければ、一番簡単なのは、
1)調製豆乳を使う。
調製豆乳は大豆固形分6%以上、大豆たんぱく質3%以上、砂糖や塩や乳化剤・香料を入れて飲みやすいように調整したもの。そのため避ける方も多いのですが、コーヒーに入れるミルクは少量ですし、とりあえず簡単に美味しいソイラテを飲もうと思ったらてっとり早い方法です。
ちなみに、大手コーヒーチェーンに問い合わせたところ調製豆乳を使っているとのことでした。
2)アイスにして飲む。
アイスのソイラテは、温度変化がないのでほぼ分離しません。写真は無調整豆乳で作ったアイスソイラテです。
3)酸味のないコーヒーを選ぶ。
浅煎りより深入りで、マイルドな味わいの豆を選びましょう。
このほかに、
・無調整豆乳を常温にし、コーヒーも冷ましてから合わせる
・無調整豆乳の量を多く使う
などの方法もありますが、調整が必要です。
分離させないポイントに注意して、美味しいソイラテを飲んでください。
ちなみにYちゃんは、ストレートで飲む時は無調整豆乳、コーヒーには調整豆乳と使い分けることにしたようです。