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50代女性のためのお金の話・2◆資産運用の方法と選び方

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※豊かな後半生に向けて、50代女性のための資産運用入門に関して、株式会社マネコン代表取締役・中村幸平さんよりお話を伺っています。

>>>前編:1◆初心者のための資産運用

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2.資産運用の方法と選び方

−−女性でも、資産運用やファイナンシャルリテラシーの知識を身につける大切さがよくわかりました。具体的に女性におすすめの資産運用はありますか?

「基本的な考え方として、資産運用に男性向き、女性向きはありません。しかし女性ならではのリスクを考えておくことは必要です。はじめに3種類の資産運用を知っておいていただきたいと考えています。」

2-1.保険

保険レディ
−−女性が資産運用する上で、何から考えたらよいでしょう?

「女性の資産運用で第一に考えて頂きたいのが保険です。30代、40代、50代において、女性は大きな病気になる(男性よりも通院や入院する)確率が高いというデータが出ています。(参考:厚生労働省『平成26年(2014)患者調査の概況』2 受療率)

その背景には女性特有の病気があると考えられますが、特に乳がんは日本人女性の16人に1人がなるとも言われており、意外と身近な病気です」

−−最近は、著名な女性が若くして乳がんを患って公表するケースが相次いでいて、関心が高まっていますね。私の周りでも、子宮筋腫など女性特有の病気になったという話は時々耳にします。病気になることを考えたくはないですが、やはりいざという時の準備はしておくべきですよね。

「おっしゃるように、病気にならないに越したことはありませんし、普段から生活を整えたり、検診を受けることは大切です。

しかし、どんなに気をつけていても、病気を完全に防ぐことはできません。もし病気になれば、仕事ができなくなり、収入がなくなる、治療費がかさむという負のループに陥ることも考えられます」

−−意識していなかったわけではありませんが、病気になった時のことを具体的に想像するとちょっと怖くなってきました。

「この負のループに陥らないための手立てが保険です。大切な資産を守り、自分の身を守る。女性は特有な病気があるからこそ保険をしっかりと準備し、女性ならではの資産運用のファーストステップとして活用していただきたいです」

−−保険は大事ですね。どうやって選べばいいのでしょう?

「保険加入で重要な点は、自分に合った保険契約を結ぶことです。

保険商品は非常に種類が多い上に内容が複雑なため、一般の方が自分に適した保険商品を選ぶのは至難の業です。そのため、専門家に相談することが必要になります。

保険に入るためには、保険レディの方を紹介してもらったり、ネットから問い合わせるなどさまざまな方法があります。私のようなファイナンシャルプランナーも資格を持つ者が多いので、相談に応じています。

いずれにしても、資産運用のひとつですから、自分のライフビジョンを明確にしないと自分に合った保険かどうか判断できません。プロと相談しながらでも良いので、どんなライフスタイルを送りたいかを考えてください

2-2.投資信託(ファンド)

投資信託
−−では女性が知っておきたい2つ目の資産運用についてお伺いできますか?

「女性に知っておいていただきたい資産運用の2つ目は投資信託です。投資信託はリスクを抑えながら、じっくりと時間をかけて資産を増やすことを目的としているので、女性向きといえます」

−−投資信託ってテレビなどでもよく聞きますが、言葉の印象から難しそうなイメージがあります。

「確かに金融用語なので、“よく聞くけどきちんとした意味を知らない”という方は多いですね。投資信託とは、金融商品の一つです。集めたお金で株式や債券などの銘柄を購入するのですが、どの株式や債券をどういう割合で購入し、運用するかはプロに委託します

−−プロが決めてくれるというのは助かりますね

「はい、正直なところ株式や債券の個別銘柄を選ぶのは、一般の方にはかなり難しいことで、初心者がプロの手を借りることは必須です。

ちなみに、投資信託の購入割合を決めるプロをファンドマネージャー、購入割合のことをポートフィリオと言います。投資信託を行うなら知っておきたい用語なので、覚えておいてくださいね」

−−ファンドマネージャーとポートフィリオって、そういう意味だったんですね。苦手な専門用語ですが、頑張ります。

「投資信託のメリットは資金を多くの銘柄に投資するので、リスクが分散できることです。また、先ほどご説明したように、銘柄の選別や購入割合といった難しい選択はプロが行なってくれるので、専門知識が乏しくても行いやすいと言えます。

銀行でも取り扱いがあるので、勉強を兼ねて銀行で投資信託について聞いてみるのも良いでしょう。具体的な商品を挙げながら説明してくれると思います」

−−銀行は預貯金やローン以外にも活用方法があるのですね。投資信託を行う上での注意点はありますか?

「気をつけたいのは、はじめのうちは一時払いをしないことです。

投資信託は一度にまとまった額を買うこともできるのですが、リスクが大きくなるので、最初は積立貯金のように、毎月決まった額をコツコツと購入していくのが良いでしょう。

興味があれば、銀行などで“積み立てのような形で投資信託したい”とご相談されてみてください」

2-3.不動産投資

不動産投資
−−女性が知っておきたい資産運用の3つ目を教えていただけますか?

「3つ目は不動産投資です。不動産は土地や建物といった形あるものなので、株式投資などのように価値がゼロになることはほとんどなく、安定した資産運用を狙えます」

−−不動産投資は、投資の中では比較的イメージしやすいです。東京オリンピックに向けて、不動産が活気づいているとも聞きます。ただ、購入してからも資金がかかりそうですね。

「確かに、メディア等で『日本で不動産投資が盛り上がっている』と聞いたことがあるかもしれませんが、結論から言うと、現在の国内不動産投資はあまりおすすめできません。

多くの人が注目をし始めたタイミングというのは、既に良い物件が買い尽くされている場合が多く、加えて売り手市場のため不動産価格は強気の設定になっています。

その結果、ローン返済費用と家賃収入がトントンになっている方、家賃収入でローン返済費用を賄えずに本業の収入から支払っている方もいらっしゃいます」

−−そうなると、厳しいですね。

「これからの不動産投資を考えた場合、ここに一つのチャンスがあります。

つまり、ローン返済費用が捻出できなくなり、市場価格より安く不動産を手放す方も出てくる可能性が高いということです」

−−なるほど、そのために今はアンテナを張って、不動産投資に向けて準備しておく時期といえますね。

「一番大事なことは、自分が本当に不動産に興味が持てるかどうかです。ほかの投資に関しても同様ですが、すべてを人任せでは上手くいきません

失敗したとしても、なぜ失敗したかを自分がわかる程度に勉強しておかないと、正しい資産運用はできないのです。不動産に興味がないと、勉強も苦痛になってきます。楽しめないことはお勧めできません。

また、不動産は物件取得費用以外にも、固定資産税、管理費、修繕費などたくさんの費用がかかります。満室でなければ家賃収入も下がりますし、満室であっても周辺に競合物件ができたり、物件が古くなれば家賃を下げる必要性も出てきます。

そのため、これら出て行くお金と入ってくるお金を、物件周辺の相場などから具体的に算出し、綿密にシミュレーションしておくことが大切です。

これはある程度のセンスと情報がいるので、自分で勉強した上で、信頼できるパートナー(管理会社)を見つけることが必要になってきます」

2-4.まとめ

−−保険に投資信託に不動産投資。いずれもプロにお願いすることが必要だけれど、知識を持たずに人任せにしたら良くないということですね。では、資産運用を学ぶためには、なにから手をつけたら良いでしょう?

「いずれの資産運用を行うにしても、最初にすべきことは同じです。自分がどんな人生を送りたいのかという、ライフビジョンを明確にしないと、資産運用はスタートできません。その上で、まずは少しでも自分が興味を持ったことの情報を集めてみましょう。

今はインターネットでもありますし、書籍も出ています。はじめのうちは、情報の正誤はともかく、その世界の空気感に触れることが大切です。また、実際に運用している知人がいたら、話を聞いてみるのも良いですね。

何をするか決めると言うより、自分が面白そうだと思える資産運用を探すつもりで動いてみたらいいでしょう。

その上で、相談相手として、専門知識を持っているファイナンシャルプランナーを活用してみるのも一つの方法です」

>>>3◆ファイナンシャルプランナーの役割と選び方

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黒田 ゆき

黒田 ゆき

健康運動指導士兼Webライター。ライティングスクール運営。医療系営業職を経て、Webライター業で独立。陸上競技経験や健康スポーツ系学部卒業、健康運動指導士という資格を活かした健康系の記事執筆が得意です♪


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